約 1,041,642 件
https://w.atwiki.jp/vipperld/pages/71.html
―――――――東リアレイスライン要塞 8/28 10 25――――――― ブリーフィングルームに各隊長達が慌しく入って来る。緊急招集が掛かったからだ。 早く着いた俺は前の方の席を陣取る事に成功した。 「えー、先ずは楽にしてくれ。と言いたいところだがそうもいかん。緊急事態だ」 司令官が話を始める。恐らく他の部屋でも既に始まっているのだろう。 「皆既に知っているだろうが奴等が来た。例の異世界人達だ。予測通り河の下流から陸路と水路でこの砦に接近、現在敵は戦力を集結、直にでも此方に攻めて来るだろう。此方はこの砦で迎え撃つ事になる。作戦を伝える。これを見ろ」 モニターに地形図や敵味方の配置が示される。 峡谷の真中に馬鹿でかい壁が聳えている。この基地だ。 約200メイルの高さを誇るこの壁は狭く強力な砲列を備え、この世界の住人達には攻略は不可能なのではないかと想わせる威圧感を放っている。 「詳細不明だが、敵は陸空合せて約数万~数千。此方の戦力は我々陸軍が20万、内戦車334、空軍は戦闘機120、爆撃機15」 数では上回っていても連中の戦力と比較するとまともに戦えるのか不安だ。 「峡谷内は非常に狭い、その為河は急流となっている。それを利用し我々は奴等を河に沈める事にした。奴等を水攻めにし、敵の艀、戦車、歩兵共を一気に叩く。その後残敵を駆逐する。勝利の後この砦は反攻作戦の要ともなる。よって最後の一兵まで死守せよ。以上だ。各隊配置に付け」 水攻めだと!?自棄になっていないか!? 有効な手段だとは思うが、一回ポッキリの戦術じゃないか。 それに「最後の一兵まで死守せよ」だと!? 全滅して世界が乗っ取られるのが目に見えている。 反撃も出来ずにこんな所で最期を迎えるなんざ糞喰らえだ。 何処の馬鹿が考えたのだろうか? 俺はそんな事を考えながら部屋を後にした。 ―――――――東リアレイスライン要塞 8/28 15 43――――――― 俺達コナー隊の持場は砦の最上部だった。 下流から砦に向かう時に渡る橋が見える。かなり高い位置に在る。 敵戦車が橋を渡って来たら爆破する手筈になっている。 爆破はノフルの十八番だ。 アイツに爆破出来ない物は殆存在しないのではないかと思う。 「ノフル、準備は良いか?」 「…………何時でもOKです」 「ライアン、鼻を利かせろ。奴等の正確な位置を知りたいからな」 「解ってますよ隊長。既に始めています」 「そりゃ良かった。敵が迫っているのにサボられちゃ敵わんからな」 「酷ぇ」 「当り前だ。ジェニー、お前は……そこに居ろ。そして指示を出すまで何もするな。絶対にだ」 「酷いです~~~。隊長~~~」 「「「……………」」」 「」[シクシク] 全員に無視されていじけるジェニー。放っとこう。 とその時、基地内に警報が鳴り響いた。 『警告!警告!敵が接近!総員第一級戦闘態勢!繰返す!敵が接近!総員第一級戦闘態勢!』 遂に敵が来た。下流に陣取っていた連中が遡上して来たのだ。 『敵の先頭を探せ!見付け次第報告しろ!』 『砲門開け!全部だ!』 『コナー隊!爆破準備は!?』 「此方コナー隊、準備完了、何時でもいける!」 無線が混線している。 端末からは絶えず誰かの声が響く。 「隊長!奴等を確認しました!」 「でかしたライアン!何処にいる!?」 「橋の数百m(メイル)下流です!奴等真直ぐ橋に向って来やがる」 「そいつは願ったり叶ったりだ。ノフル!お前の出番だ!タイミングは任せる!」 「……了解」 「ひぃぃぃぃぃ!!!来るなぁぁぁ!!!」 「うるさい!ジェニー!お前は黙ってろ!」 「」 「橋までの距離、残り200!」 「「……………」」 「150!」 「」[ガクブルシク] 「100!……80!……50!……30!……20!……10!……0!」 敵が橋を渡り始める。だが、ノフルはまだ何もせずにじっと待つ。 敵が橋の中程に来た時、ノフルが動いた。 大規模練成に必要な錬成陣の最後の部分を描き終えると、素早く練成を開始する。 数秒後、橋の支柱で爆発が起こり少し遅れて轟音が谷に木霊した。 支え切れなくなった橋は自重で敵諸共谷に崩れて行く。 爆破成功だ。 峡谷内は道が一本しか無く、その唯一の道を繋ぐ橋が破壊された。 これで敵戦車は下の河を渡って対岸に行くしか方法は無い。 だが、河を渡ろうとすれば砦からの水攻めが待っている。 「此方コナー隊、爆破成功。繰返す。爆破成功」 『了解、良くやった。敵の損害は?』 「確認出来た物は敵戦車五輌、残りは不明」 『了解。そのまま持場で待機だ』 「了解」 『放水用意!』 『水系統の錬金術師及び魔術師は準備OKだ!』 『敵が河を渡る瞬間まで待てよ!』 『此方も準備OKだ!何時でもいけるぞ!』 相変わらず混線している無線から良く知った声が聞こえてきた気がした。 俺の旧友も将軍として、魔術師として舞台を任されている。 彼は水と火の系統が得意だった筈。 大量の水を使う今回の作戦には打って付の人材だった。 『敵が谷を下り始めた!河に向かっている!』 『了解、予定通りだ。そのまま敵から目を離すなよ!』 『空軍に連絡を!もうじき出番だ!』 敵が河に差掛る。河には敵の艀が居た。 艀と合流しようとしている様だ。 艀で戦車を渡す心算だろうか? どうやらその様だ。次々に戦車が艀に乗込み河を渡ろうとする。 『今だ!やれ!』 『了解!放水開始!』 『術を発動させろ!全部だ!』 砦の真中に穴が開く。咳き止められていた水が谷に流れ込む。 錬金術や魔術によりその水量、水圧、流速は増していく。 濁流はまるで生きているかの様に、そして自らの敵を薙ぎ払おうとする様に敵に迫る。 濁流は敵の艀も戦車も飲込み、獲物を追う狩人の様に逃惑う者達を喰らい尽して行った。 『此方連合軍東リアレイス陸軍基地、敵を洗い流す事に成功、空軍は直ちに爆撃を開始せよ』 『此方連合軍空軍早期警戒管制機ブルー・ベインツ、了解、飛行隊は攻撃を始めよ。爆撃開始』 『了解、投下する』 爆撃機の編隊が残敵を攻撃しに行く。護衛の戦闘機も一緒だ。 無線の内容からして、地上では次々に爆発が起こっている様だ。初勝利はもう直だ。 だが、俺は出来過ぎていると思っていた。 その予想が的中したのは爆撃の第二派が敵に迫った時だった。 『敵機接近!敵機接近!』 『何!?何処だ!?』 『峡谷内を低空飛行中!爆撃隊全機、緊急退避!』 『了解!退避すr……』[ザ―――] 『三番機!どうした!?応答しろ!』 『此方二番機!三番機は墜ちた!味方戦闘機は現空域からの離脱を支援s……』[ザ―――] 『駄目だ!二番機も墜ちた!』 『対空砲用意!』 『此方五番機!一番機と十番機も墜ちt[バァン!]―――ッ!被弾した!高度を保てない!』 『味方機が一機火を噴いてこっちに突っ込んで来るぞ!』 『要塞に当てるな!味方の基地だ!全力で回避するぞ!』 『了解です!機長!』 『突っ込んで来るのは五番機か!?』 『此方五番機、俺達の家族に宜しく言っといてくれ……じゃあな』 直後、大型機が黒煙を上げながら、失速するのも構わず左へ無理矢理急旋回する。 峡谷の南側(俺達から見て右側)の崖へ鼻先から突っ込む。爆音が轟、火柱が上る。 あの状況下で良くあれだけの事が出来たものだ。 だが、感心している暇はない。 「皆、連中が来る!備えろ!」 「言われ無くともとっくに備えてますよ!」 「…………やるしか無い」 「」[ガクガクブルブル] 「確りしろ!お前の力が必要だ、ジェニー!」 「は、はいぃ……」 「大丈夫だな?頼むぞ!」 「……はい」 「良し」 ジェニーはやれば出来る。 それを俺は知っている……よなぁ? 不安だ。 決してジェニーを疑っている訳ではないが……。不安だ。 『此方ファンツィン1、敵機は五十機程だ!』 『此方ブルー・ベインツ、了解、全機に通達、敵機を全て墜せ!』 『全て墜せだぁ!?こっちが撃墜されない様にするので精一杯だっての!』 『クソッ!尻に付かれた!』 『イメルダ2から離れやがれ!』 『ミサイル接近!ブレイク(回避する)!』 『クソッ!速過ぎる!ロック出来ない!何時も何時も何々だこの性能差は!』 『来るな!来るn』[ズガァン!] 『バリオス3が墜ちた!』 『爆撃機は残り三機だ!』 『戻るのは不可能だ!爆弾全部落してやる!』 『此方十二番機、四番機、俺達も一緒に行かせてくれ』 『此方十五番機、俺達も付合う、戦闘機は道を空けてくれ』 『四番機了解、残り三機で奴等を道連だ!』 『此方ブルー・ベインツ、それは命令違反だ!戻れ!』 『悪いがそいつは無理な相談だ。もう戻れないよ』 『全機!花道を造れ!敵機を近付かせるな!』 『止せ!死ぬんじゃない!』 『そいつは嬉しいね。けど手遅れだ』 『十二番機、投下!』 『十五番機、投下!』 『……四番機、投下!』 最後の爆撃を終えたその時、数機の敵機が味方戦闘機の群れを突破し、爆撃隊に迫った。 しかし、三機とも回避行動など取らない。まるでカカシ(動かぬ的)の様に簡単に機銃で穴だらけにされる。 そのまま三機とも峡谷へ墜ちて行った。 俺がこの三機の最期を知るのは戦後になってからだった。峡谷が曲りくねっている為、四角になっていたのだった。 俺がこの時知り得たのは、自分の目で見た味方爆撃機の墜落と無線での遣り取りくらいだった。 『爆撃機三機、反応ロスト!』 『……クソッ!』 『此方バリオス4、彼等は全滅した』 『此方レディオルム3、此方も確認した。最高(さいてい)だが最低(さいこう)の最期だった』 『感傷に浸っている暇は無いぞ!』 『味方の残機は!?』 『もう50機も居ないぞ!』 『相変らず減るのが速過ぎる!』 『こりゃ新記録だな……。敵もそれだけ本気って事か』 『空軍はもう持たないぞ!』 『地上の部隊だけでも此処を守るんだ!』 『撃て撃て!奴等を叩き墜せ!』 『ぐあぁ!……此方レディオルム4、足をやられた。機体も駄目だ。……畜生!イジェクション・シート(脱出装置)がイカれた。ベイルアウト(脱出)出来ねx……』[ドゴォン!] 『レディオルム4、墜落!』 『バーリエン1が火を噴いた!』 『――――――――!!』 『駄目だ!脱出する!』 『おい、止めろ!ベルリーニ2!お前にはまだその軌道は無理だ!』 『……く、苦しい。……息が……出来ねぇ』[ハアハア] 『レイミー!命令だ!戻れ!』 『……………』 『レイミー!敵機g[ドガァン!]レイミー!!!』 『ベルリーニ2、墜落!』 空軍は敵に良い様に弄ばれていた。 そして俺達陸軍も次第にこうなるであろう事を皆理解していた。 『敵機接近!敵機接近!大型輸送機20機!砦に向かって直進している!』 『新手か!?』 『十二時方向だ!』 『十二時って何処だ!?誰から見て十二時なんだ!?』 『西だ!西から来ている!』 『砲火を輸送機に集中しろ!恐らく空挺部隊だ!』 『地上戦に備えろ!お客さんだ!』 『此方ブルー・ベインツ、レッドドラゴン、スカイアロー、ゴメスの各隊は敵輸送機を撃墜せよ!残りは彼等に敵機を近付かせるな!』 『此方レッドドラゴン1、了解。下の連中を守る。レッドドラゴン各機、付いて来い』 『此方スカイアロー1、了解した。僚機と共にレッドドラゴンの後ろに付く』 『ゴメス隊、後ろに付く』 『空軍だけでは防ぎ切れん!奴等が降下して来る前に地上からも攻撃を加えろ!』 『味方に当てるなよ!』 『輸送機が撃墜出来なかった場合は敵の降下中を狙え!良い的になってくれる!』 『奴等は堅いぞ!』 『落下傘を狙え!勝手に大破してくれる!』 『輸送機を視認。攻撃する』 『此方ゴメス隊、取巻きを引付ける』 『了解。頼むぞ!』 『そーら、こっちだ!』 『退け退け!お前等の相手はこの俺達だ!』 『今だ、攻撃開始』 『一機撃墜!』 『しまった!敵の編隊が抜けた!輸送機攻撃隊!注意しろ!』 『二機目を撃墜!』 『スカイアロー各機、此方に来る編隊の足止めを試みる。レッドドラゴンは攻撃を続行しろ』 『了解。ゴメス隊、バトンタッチだ』 『了解。輸送機攻撃に移行する』 『おらおら!今度は俺達が相手してやる』 『スカイアロー2!やられた!』 『レッドドラゴン3!被弾した!』 『此方スカイアロー4!駄目だ!後は頼んだぞ!』 『敵輸送機が見えたぞ!』 『撃て!此方に来させるな!』 『味方機!気を付けろ!地上からも攻撃する!当るなよ!』 『ゴメス5!墜落する!』 『ベルニーニ1!尻が火事だ!脱出しろ!』 『やられた!蜂の巣だ!』 『三機目を撃墜!』 『敵戦闘機が地上への攻撃を開始!対空砲を鎮める気だ!』 「一機こっちに来るぞ!」[バッ] 「伏せろ!」[サッ] 「…………ッチ!」[スゥ] 「おい!そこのお前等!死にたくなかったらコイツの後ろに下がれ!」[ユビサシ] 「出番だジェニー!」[ニヤッ] 「ぎぃやぁぁぁぁぁ!!!」(人生オワタ!)[ビエーン] 此処に居なければ不味い事になるので、皆してジェニーの後ろに隠れる。だが、決して彼を捨駒にしているのではない。 彼に期待しているのだ。 「――――――――――――――――――」(←魂の叫び?) 敵機が迫る。 ジェニー!さぁ、見せてやれ!お前の実力を! 「」[プッツーン] 来た来た来たぁ! これだよこれぇ! 「ニョワアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!」[ピカァー!!] ジェニーが叫ぶ! そして彼が光り輝く! 迫る敵のミサイル、だが今のジェニーには無意味だ。何故なら……。 こうなったジェニーはほぼ無敵だからだった。 「―――――――――――――!!!!!」[ズドオオオオオオォォォォォォォォォォンンンンンンンンンン] ジェニーから何かが放たれる。 その輝きに包まれたミサイルは一瞬で蒸発し、敵機は光に掠っただけで爆散した。 たった一人で敵機を撃墜。 流石だぜ。 意識を失い倒れこむジェニー。 お疲れさん。 俺達が砦の最上部に配置されている理由、それは爆破の件も有るが、何よりもジェニーが居るからだった。 この攻撃力では下手に使うと基地に甚大な被害が出てしまう。 また、これはジェニーが死掛けた時のみ発動するらしい。よって最も安全で危険な場所に配置されたのだった。 多分コイツがこれを連発出来、且自在にコントロール出来たなら戦局は今より大分マシだったろう。 今の攻撃で一瞬怯んだ様にも見えたが、直に敵は攻撃を再開する。 「ライアン、ジェニーを頼む」 「了解」 ライアンはジェニーを担ぐ。 さて、そろそろ向うの命令にも従わないとな。 先程ライアンにジェニーの後ろに下がれと言われ、一部始終を目撃し呆然としていた兵士達に俺は告げた。 「おい、死にたくなかったら付いて来な」 「…………は?」 「だから、死にたくなかったら付いて来いっての」 「けど持ち場は!?」 「良いから。中の隊長の言う事聞いとけって」 「…………どうせ此処に居ても死ぬか捕虜になるだけ」 「しかし、命令違反です!」 「あぁ、それなら問題無い。俺達は上からの命令で此処を離れるからな」 「そちらが良くても我々はそんな命令は受けておりませんので此処を離れる訳には行きません」 「そうだろうな。ただ、こっちは連れて来れるなら出来るだけ多く連れて来いという命令も受けているものでね」 「隊長、もう余裕は無いです。さっさと行きましょう」 「まあまて、此処に留まり反撃の機会を与えられずこのまま此処で犬死するのか、一緒に来て反撃を試みるのか好きにしろ。因みに此処で俺達と共に行く事にしても命令違反でも敵前逃亡でも無いからな」 「……解りました。付いて行きます。中尉殿」 「そりゃ良かった。これ胸に付けときな、それからそこに隠れていてくれ。さてと、あーあー、総員に通達。此方MSY実行部隊プランR-1終了。プランR-2へ移行。繰返す。プランR-2へ移行」 『此方司令室、誰だ?何を言っているんだ?』 『此方MSYM2、了解。張りぼてを用意する』 『此方MSYリーダー、予定通り作戦を開始する』 『貴様等何を言っているんだ!おい!何処へ行く!』 『アンタは此処に残るんだ。総司令官』 『なっ!?これはどう言う事だ!わたしに銃を向けるな少将!』 『アンタが敵と通じていた事はとっくに分ってたんだ。MSさんよ』 『わたしの名はマーク・ウスバルだ!イニシャルが違うぞ!』 『おやおや、これは失礼。それなら「無能な嘘吐き炙り出す作戦」略して「MUA作戦」の方が良かったかもな』 『戦闘機各機、撤収だ!急げ!』 『こんな事をしていたら敵に利用されるだけだぞ!少将!それにこの戦いで死んだ連中はただの犬死ではないか!』 『アンタがまともなら犬死せずにすんだんだよ』 『大体、本当に犬死だと思ったのか?』 『何!?どう言う事だ!』 『少々基地等に細工をしましてね。魔法で戦闘機等の幻影を作り出して味方がやられている様に見せていたんですよ』 『何だと!?』 『つまり、味方機の損害は非常に軽微。パイロットの肉声は事前に録音したものですよ。爆撃機とその人員全て失ったのは誤算でしたがね』 『クソッ!衛兵!コイツを取押えろ!』 『無駄だ。この作戦に参加していないのはアンタだけだ。つまりアンタの味方は存在しない!』 『何ぃ!?』 『さあ選びな!此処で総司令官として名誉の戦死を遂げるのか裏切者として歴史に記されるのか!』 『わたしが居なければ連合軍は負けるぞ!』 『居ようが居なかろうがこのままでは負けるだろうがアンタが指揮するより大分マシだ無能裏切野郎!有能な指揮官ならレヌリアにもエリュオスにもこの中央盆地にも居るんだよ!』 『総員退避!総員退避!奥の手を使う!急げ!』 『空軍は退避完了!』 『MSY実行部隊!早く退避を!』 『敵が迫っている!』 「もう良いか。良し、コナー隊退避開始!お前達は俺達に続け!」[ダッ!] 「了解。しかし、あれは本当なのですか?」[タッタッタッタ] 「ああ、本当だ。奴は俺達を売って戦後の自らの地位を確保しようと企み俺達に気付かれたのさ」[タッタッタッタ] 「そんな……。これから俺達はどうすれば……」[タッタッタッタ] 「後で考える時間は有る。今は走れ!……おっ!あれは!」[タッタッタッタ] 数台のトラックが此方へ走って来る。ナンバーを見て思わず笑顔になる。 あいつ話しやがったな。 「コナー隊!乗れ!」[キィー!!] 「オルガ中佐。本国へ帰ったのでは?」[ニヤニヤ] 「この御方の役に立たなくてどうする?」 「やれやれ……」 トラックの荷台に次々と仲間達が乗込んで来る。 助手席には確りとライルが座っていた。俺達よりも先に乗っている所をみると、差し詰め移動系の魔法を使ったのだろう。 「あの馬鹿司令官はどうした?」 「死んだよ。自害するって言うんで銃を渡したら俺を撃とうとした。だけど魔法の掛かった特殊弾だったから俺を避けて行ったんだよ。そしたら運悪く兆弾した弾が頭蓋を貫いちゃったんだよな」 「そうか……。ライル、俺達で最後だよな?」 「ああ、さっき確認した」 全員が乗込み終わる。 「中佐、出して下さい」 「ああ、この基地ともおさらばだ」 トラックが走出す。 見上げると次々と降下して来る空挺戦車の群れが居た。 魔法が掛かった対空砲や戦車の張りぼてを攻撃する戦闘機も居た。 まだ敵は俺達が逃出した事に気付いていない様だった。 トラックは谷を走る。今度は盆地に向かって。 走り続ける事数十分、もう敵も基地も見えない。と、ここでライルが俺に一言。 「そろそろか?」 「そろそろだな。……ノフル。やれ」 「…………了解」 ノフルが何かを行う。 暫くすると基地の方から轟音が聞こえて来た。 巨大な火柱が上がる。基地そのものを爆破したのだった。 この戦いでの敵の損害はこの時点までで最も大きな物だった。 トラックは停まる事無く峡谷を走り続けた。 ―――――――イラステイン ノラリアレイス イラステイン国防庁 8/29 10 20――――――― 「それで、作戦は?」 「無能な裏切者を片付ける事には成功しました。また、敵の部隊に大打撃を与える事に成功、これで侵攻を少しは遅らせるでしょう。気休め程度ですがね」 あの無能裏切総司令官を切捨てた俺達は、この作戦を立案・指揮していた黒幕の一人と会っていた。 連合軍上層部の中でも一早く総司令官の裏切りに気付いた一人で、他の黒幕達と連携し、総司令官を追詰めた影の立役者だ。 部屋には黒幕と俺、小隊のメンバーの三人だけが居た。 「だろうな。……良くやった中尉。いや、少佐と言うべきだな」 「階級を偽るのも結構大変なんですよ。総帥」 「すまないな。だが、もう偽る必要は無かろう。そこの三人も同様に本来の階級で良いぞ」 「「「はっ!」」」 「ノフル・クリービー大尉、了解であります」 「ライアン・バスター中尉、同じく了解」 「ジェニー・マクレーン一等h……じゃなくて少尉、り、了解です」 そう、俺達コナー隊の面々はこのシロヒゲハゲチャビンジジイの命令で、全員が偽の階級証を身に着けていたのだった。 俺達はたった今からそれまでの建前であるイラステイン陸軍第三師団(中略)第七小隊から、イラステイン全軍総帥直属特殊部隊に復帰する。 この特殊部隊は陸・空両軍合せて数百人程で構成され、命令が有れば王族等要人警護からこのジジイの暇潰しの相手、果は迷子の子供やペットの捜索までこなす。 言ってみればただの便利屋だ。 極秘の特殊部隊なのに国民なら誰でも(精鋭部隊及び便利屋部隊として)知っている為、こうして所属と階級を偽る事も多々有る。 「コナー隊、ご苦労。……すまないがマクドネル以外は外してくれ。それからライルを呼べ」 「解りました。失礼します」 ノフル達が部屋を出ると直にライルが入ってきた。 「ブランディー少将。良くやってくれた……。そこのお嬢さんは誰だ?」 「エリュオスのオルガ中佐ですよ」 「は、初めまして総帥。エリュオス陸軍中佐、オルガ・スパートです」[ガチガチ] 「スパート中佐、そんなに硬くなるな。少将、何故この部屋に入れた?」 「オルガが離れたくないって言うもので」 「だってぇ~。将軍と一緒じゃないと不安なんですよ~♪」 この発言の瞬間。ジジイが此方に目で尋ねて来た。 (おい、マック!これはあれか?)[チラッ] (そうですよ。まったく……)[チラッ] (どうだ、俺の彼女は?ジジイには一生無理だろ?) (貴様の目は節穴か?ワシの妻の方が美人だな) (あのババアの何処が美人だ?オルガの方が美人で可愛いだろうが) (上等だ。此処で一戦殺り合うか?糞ジジイ) (良いぜ。決着を付け様と思っていたところだ。オチビちゃん) また始まった。中佐も居るってのに……。 ん?一寸待てよ?中佐が居るのに何で始めているんだ? この訳は直に解った。 「さて、この中央盆地に敵が攻入るのも時間の問題。屈辱では有るが、ワシ等はイラステイン・リヴァテイン両国から撤退する事になる。だが一つ問題が有る。奴等の進軍が余にも速い事だ。そこで奴等を足止めする何かが必要だ」 「成程、それで俺達を呼んだのですか」 「その通りだ少佐。少将は解っていた様だがな」 「そんなのは駄目です!」[バン!] 総帥に詰寄る中佐。瞳には涙を浮べている。 やっぱり気付いたか。 「オルガちゃん……。誰かがやらなきゃいけないんだ」 「でも、将軍に死なれたらわたし生きていけません!」 「…………ありがとう」(本当は……) 「三人とも聞け。連合軍はこれより西へ向かう、お前等はそこに合流しろ」 「……えっ!?」 キョトンとしている中佐。 何を言われたのか解っていないらしい。 「正気ですか!?総帥!」 「正気だ、少佐」 「あなたは連合軍に必要な存在だ!此処で死なすわけに良くか!」 「必要なのはワシではなくてお前達だ。ワシはもう十分生きた。ワシが出る」 「でも……」 すっと手を俺の前へライルが出す。 その手が何も言うなと伝えて来る。 「二人とも聞け。恐らくこれで最後の命令だ。ワシを置いて行け」 「了解した」 「……了解」 「それから三人に個人的なお願いだ。生き残ってくれ」 「「「分りました」」」 「あとそれから、スパートさん。この馬鹿を宜しく頼みます」 「はい」 俺達は部屋を後にした。 ノフル達と共に歩き出す。この建物には総帥と俺達以外はもう誰も居ない。 建物を出て正面に停めてあった中佐のトラックに乗込む。そしてトラックは静かに走出した。 振返ると総帥と話をしていた部屋だけに灯りが点いていた。 トラックは街道を西へ走り続けた。
https://w.atwiki.jp/dollbook_wiki/pages/344.html
JeNny Golden History 30th aniversary book ジェニー ゴールデン ヒストリー 監修 (株)タカラトミー、(翻訳)JeNny Golden History 制作委員会 発行所 グラフィック社 ISBN 978-4766129601 図鑑 【スレ内感想など】 (14-193) 過去に販売された人形のカタログって感じで、たしかにステキ写真集ではないわ。 コンプリートブック持ってないので比較できないが、 こどもの頃初めて買ってもらった子(バービー)も掲載されていたし、 個人的にP72のトムに吹いたwこういう時代あったわー、と結構楽しく読めたよw なおジェニーエクセリーナ記念本版の申し込みは、2017年3月31日消印有効だったよ (14-194) コンプリブックは未所持の新参ジェニーファンとしては、すごく楽しく読めたよ 幼い頃に見た覚えのある子や、縁あってお迎えしたフレンドドールとか、記憶や現物も見比べて楽しんだ ラブジェニーまで網羅したものが出てくれるとは思わなかったから、すごく嬉しい ○コメント○ ~実際に作ってみての感想やその他この本の情報をお気軽にどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/805.html
オリバー 名前:Oliver デビュー:『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』(1988年) 概要 ニューヨークに捨てられたオレンジ色の子猫。ドジャーに誘われて犬の窃盗団に入る。任務中にお金持ちのお嬢様ジェニー・フォックスワースに拾われて幸せに暮らす。しかし、フォックスワース家の資産に目を付けた窃盗団のリーダー・フェイギンや、高利貸しサイクスの騒動に巻き込まれる。 その他 『ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、最後の記念写真の場面のみに登場する。 ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』では、エンド・クレジットに登場する。 登場作品 1980年代 1988年 オリバー ニューヨーク子猫ものがたり 2000年代 2001年 ハウス・オブ・マウス ミッキーとディズニーのなかまたち* 2020年代 2023年 ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出 ウィッシュ(カメオ出演) 声 ジョーイ・ローレンス(1988年) 藤田哲也(1990年)
https://w.atwiki.jp/shironeko000/pages/70.html
弓を扱うクラス。 その名のとおり、遠距離から攻撃できるクラス。 武器に状態異常が付いたものが多く、それらを活用して戦っていくクラス。 敵との距離が広がると攻撃時のダメージが減少していく。 ※レベル1時 画像 ★ 名前 HP SP 攻撃 防御 会心 入手方法 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (リンゴ.JPG) 4 リンゴ 141 49 72 40 80 キャラガチャ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (カゲツ.JPG) 4 カゲツ 134 52 82 40 88 キャラガチャ(現在入手不可) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (スピカ.JPG) 4 スピカ 140 50 77 41 85 キャラガチャ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ジェガル.JPG) 4 ジェガル 151 49 79 42 79 キャラガチャ(現在入手不可) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (アマーリエ.JPG) 4 アマーリエ 141 43 83 43 83 キャラガチャ(現在入手不可) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (エリーナ.JPG) 4 エリーナ 146 44 73 42 73 キャラガチャ(現在入手不可) 4 ハヤト 147 45 73 41 73 キャラガチャ(現在入手不可) 3 ミィニャ 130 38 62 31 70 キャラガチャ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (フウカ.JPG) 3 フウカ 126 37 65 31 70 キャラガチャ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ジェニー.JPG) 3 ジェニー 128 37 64 30 71 キャラガチャ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (クリストファー.JPG) 3 クリストファー 131 37 63 31 68 キャラガチャ 2 白鉄兵士 117 31 55 21 64 キャラガチャ 2 イグニ 118 31 55 21 64 キャラガチャ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ポプラ.JPG) 2 ポプラ 114 31 56 21 66 キャラガチャ 1 エレサール 100 24 45 10 60 イスタルカ島(ノーマル)クリア後
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/1529.html
雨蘭咲木子 出演作品 長編 リメンバー・ミー(ロシータおばさん) 中・短編 うさぎとかめと花火合戦(ジェニー・レン) TV ターザン*(ヘイゼル)ターザン&ジェーン(ヘイゼル) ヘラクレス*(エレクトラ) リロ・アンド・スティッチ ザ・シリーズ(ピクスリー・プリークリー) Disney+:実写 ジェフ・ゴールドブラムの世界探求(その他(#2))※ナショナルジオグラフィック 秘密結社ベネディクト団(ナンバー2【クリステン・シャール】) Disney+映画:実写 わんわん物語(ジョック) ゲーム ホーンテッドマンション*(マダム・レオタ*) 実写 あなたに逢いたくて*(ベティ・カーナー【メラニー・グリフィス】) アンドリューNDR114(ガラテア【キルステン・ウォーレン】)※日本テレビ版 彼女は夢見るドラマ・クイーン(カレン・セップ【グレン・ヘドリー】) キャプテン・ロン(パティ) 6デイズ 7ナイツ(アンジェリカ【ジャクリーン・オブラドース】)※日本テレビ版 シャンハイ・ヌーン(フィフィ)※テレビ朝日版 ビバリーヒルズ・チワワ2*(アポリーン) ホーンテッドマンション(シルバーマン夫人) ミクロキッズ ※フジテレビ版 みんな私に恋をする(イローナ)
https://w.atwiki.jp/bankett/pages/434.html
SLB 《スターライトブレイカー》の略。 StarLight-Breakerの頭文字をとったものである。 関連リンク AS DB 《スターライトブレイカー》 火力 全体火力 X火力
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2137.html
ウサギのナミダ ACT 1-20 ◆ 月曜日の夜、九時閉店少し前に現れた客は、息を切らして店に入ってきた。 端正であろう顔には疲労が濃く、目は赤く充血している。 徹夜明けであろうか。 夜通し楽しくフザケていたわけではないようだ。 その証拠に、疲れ切ったその顔の、両の瞳だけが、意志の光を強く放っている。 もちろん、今彼の置かれた状況を考えれば、楽しくフザケる気分ではないわけだが。 右手には痛々しい包帯。デイバッグを担いでいる。 シャツの胸ポケットからは、うさ耳の神姫が顔をのぞかせていた。 息を整えている、その青年に声をかける。 「いらっしゃい……遠野くん、だったかな?」 「はあ、はあ……店長……ご相談が、あります」 「……自分の中の整理はついたのかい?」 「……はい!」 迷いのない返事だった。 すべてを決めて、ここへ来たのに違いない。 ホビーショップ・エルゴへと。 青年の短くも熱い答えに、胸に炎が宿ったような気がした。 日暮夏彦はそういう男だった。 日暮店長は、アルバイトの店員と、彼の神姫・ジェニーに後を任せると、遠野貴樹を店の奥へと誘った。 □ ティアを神姫学校のスペースに預け、俺は店長に続いて店の奥へと入った。 わざわざティアを預けたのは、これから先の話をティアには聞かせられなかったからだ。 俺がこれから何を使って、何をするのか。 それを聞いたら、ティアはショックを受けるだろうし、俺を止めようとするだろう。 しかし、俺にはこの方法しか思いつかなかった。 だから、ティアには教えられない。 ティアを救うために。 店の奥、事務所兼休憩室のようなところに連れてこられた。 お世辞にも広いとは言えない。 だが、内緒話をするにはぴったりだった。 日暮店長は、電源が入ったままのPCの側の椅子に座り、向かいの席を俺に勧めた。 席に着く。 俺が小さなテーブルの上にデイバッグを置くと、店長はPCのそばにあった雑誌を俺の方に出した。 例のゴシップ誌の今週号だった。 ……つまり、店長は俺が今置かれている状況や、何の相談に来たのか、だいたい把握しているということだ。 「……話が早いですね」 「菜々子ちゃんから、この件で事前に連絡を受けていてね……先に調べさせてもらった」 やはり、私立探偵か何かなのだろうか。神姫専門の。 「店長の広いコネクションを見込んで、お願いがあります」 俺はデイバッグの中から、「それ」を取り出した。 取り出したものは二つ。 パッキンで厳重に包んだものと、メディアケース。 俺は日暮店長の前にそれを差し出した。 「見てもいいかい?」 包みを手にした店長に、俺は頷いた。 慎重にパッキンについたテープを剥がしていく。 包みは手のひらにすっぽり収まるほどの長細いものだ。 パッキンの下から、さらに布のハンカチが出てくる。 店長はそっと、その布をめくった。 「……っ」 さすがにちょっと驚いたらしい。 いくら神姫のボディを見慣れているといっても、人型のものに頭がないと、やはり生理的に嫌悪を感じてしまうのだろう。 その布の下にあるもの……それは、かつてのティアのボディだ。人間そっくりに作られ、あらゆる性的虐待に対応できる冗長性を兼ね備えた違法ボディ。 「……こっちのメディアケースは?」 「ティアの、過去の記憶です。ティアのメモリにはいっていたものを、光学ディスク三枚とメモリカードにそれぞれ収めてあります」 これが俺の最後の切り札だった。 違法ボディとティアの記憶。それは『LOVEマスィーン』が違法営業であることを裏付ける。 それゆえにティアは店から追われているが、それゆえに武器にもなる。 「この二つは、ティアが……俺の神姫が風俗店に所属していた証拠になるはずです。記憶の方には、風俗店のスタッフや常連客の記録もあります」 「……」 「これで……神姫風俗店『LOVEマスィーン』を告発したいんです。 ただし……ティアには何の関わりもないように」 俺が譲れないことは、そこだった。 ティアが警察の証拠として持ち去られたら、どうなるか分かったものではない。 この件はティアになんの影響も及ぼさないように事を進めなくてはならない。 日暮店長は、俺が差し出したものを、手にとっては眺めている。 「警察には連絡したかい?」 「していません。警察に相談したら……ティアを押収すると言うにきまっていますから。だから、日暮店長のところに相談に来たんです。久住さんが、神姫関係の探偵のようなことをしている、と言っていましたので」 「探偵、ね……」 店長は苦笑した。 そして、俺を見た。真っ直ぐで熱い視線が俺を射る。 「ひとつ聞きたいんだが……これを警察が知れば、君の神姫はともかく、君自身が警察から呼ばれるかも知れない。君にとって都合が悪いことになるかも知れんぞ?」 「かまいません」 即答だった。予測の範囲内だ。その覚悟は、昨晩終えていた。 「俺は、どうなってもいいんです。警察に証言しにいってもいい取り調べを受けてもいい、それで何か罪状があるなら甘んじて受けます。裁判で必要なら、証言だってしに行きます」 「……たかが、神姫一体のために?」 「……それで、ティアが安心して暮らせるようになるのなら」 店長の物言いに、俺は一瞬むっとしたが、それが揶揄ではなく、真剣な問いだということを、彼の視線が物語っていた。 俺はそれに応えるように、言葉を紡ぐ。 「俺は……ティアを無理矢理に自分の神姫にしました。自分の好みの武装をさせて、戦わせて……俺はティアに夢を叶えてもらったんです。 でも、それはティアが望むことじゃなかったかも知れない。それでもティアは笑ってくれるようになってきたから……その笑顔を守ることが、俺の、マスターとしての、責任だと思っています。 たとえ、俺のすべてをかけることになっても……ティアを守りたい。それが夢を叶えてくれたティアにしてあげなくてはならないことだから」 俺の奇妙な主張を、日暮店長は真剣な表情で聞いてくれている。 「無理な相談であることは、承知の上です。 でも、俺が頼れる伝手は、日暮店長しかいなかった。 俺が言うことが無理でも、次善の策を一緒に考えてください。 どうか……お願いします」 俺は深く頭を下げた。 日暮店長が、深く息をつく気配。 「君が警察に捕まったら、君の神姫はどうするんだ? ひとりぼっちになってしまうだろう」 「そのときは、久住さんに預けます。彼女なら分かってくれるだろうし……信じていますから」 「そうか……」 日暮店長は、視線をはずすことなく、俺を強く見つめている。 俺も視線を逸らさない。 もう決めたことなのだ。俺の決心は揺らがない。 やがて、日暮店長が笑った。 「わかった。なんとかしてみよう」 「……あ、ありがとうございます!」 「あ、これは借りておくぜ? 大丈夫、悪いようにはしない」 「……で、俺はどうすれば……?」 「そうだな……とりあえず、待っていてくれ。君が必要なとき、何かあったときには連絡する」 店長は左手を差し出した。握手に応じる。 日暮店長の握手は、やはり熱く堅いものだった。 これから店長が何をするのか、俺には想像もつかないが。 だが、彼は理屈抜きに信じられる、そんな気がしていた。 ◆ 閉店作業も終わり、アルバイトも帰った夜遅く。 ジェニーは自分のマスターを捜している。 「もう、マスターったら、なにしてるんでしょう……」 閉店直前にきたお客さんを相手していた。 だが、そのお客さんが帰った後も、店の仕事をほったらかして、姿をくらましたままだ。 はたして、日暮夏彦は、自分の部屋のPCの前で、にやけていた。 そのPCの画面を見て、ジェニーの頭は沸騰した。 「マスタアアアァァーーーーーーー!!? 仕事さぼって何やってんですかああぁぁ!!」 ディスプレイには、さきほど神姫学校に預けられていた、ある神姫の痴態が表示されている。 「うわああぁぁ!? ジェニーさんっ!? いや、ちょっと落ち着けって!?」 「これが落ち着いていられますかっ! 仕事さぼって何やってるかと思えばっ!!」 「だからっ!! これが次の仕事のネタなんだってええぇっ!?」 ジェニーは、いましもファイナルアタックライドをかましそうになったブレイドブレードを、すんでのところで止めた。 「次の……仕事?」 「ああ。久々の副業だぜ?」 にやり、と笑う夏彦。その口調からふざけた調子は消えていた。 PCのディスプレイに表示された画像が次々と変わる。 あられもない、を通り越したどぎつい画像の数々に、ジェニーは目を逸らした。 「ったく……神姫風俗でこんなことやってたなんてな……反吐が出る」 「じゃあ、なんでこれ見ながら、さっきはにやにや笑ってたんですかっ」 「いや、あれは思い出し笑いよ?」 きょとんとするジェニーを見ながら、夏彦はまたさっきのように笑い出す。 「だってよ、自分のすべてをかけても、神姫の笑顔を守りたいって言うんだぜ? あの青年は」 「神姫の笑顔を……?」 「そうだ。俺と同じくらいの神姫バカだ。笑わずにはいられないぜ……うれしくってな」 そう。閉店間際に入ってきた、あの青年は言ったのだ。 自分のすべてをかけても、自分の神姫を守りたいと。 笑顔を守りたいと。 夏彦はティアの記憶を紐解いた。 彼女が風俗の神姫だったと知っていてなお、その内容にショックを受けた。 彼女の記憶を見てもなお……あの青年はティアを自分の神姫にして、さらに守りたいと願うのだ。夢を叶えてくれた、と感謝すらしているのだ。 神姫バカだ。 夏彦からの最高の誉め言葉だ。 そんな男に出会えたことが、嬉しくて仕方がない。 そして、心が熱くなる。 ジェニーには、その夏彦の気持ちがよく分かっていた。 なぜなら、自分もそうだから。 あのクールな青年は、あの神姫の笑顔を守りたい、と言ったという。 マスターと神姫が笑い合う姿。それはジェニーが一番好きな光景だ。 だが……。 「でも、マスター。……このままでは彼の神姫は……笑えないのではないですか?」 「うん。よくわかってるじゃないか、ジェニーさん」 もしあの青年が捕まったりすれば、ティアはマスターと一緒にいることはできない。 彼女は無事でも、心から笑うことなんてできないだろう。 「だからさ……俺は、遠野くんもティアちゃんも、両方救いたい……彼らが心から笑いあえるように」 「……何かいい方法が……?」 ジェニーの問いに、夏彦が今回の作戦を囁いた。 「……ま、俺たちの負担がめちゃくちゃ増えるんだが」 「やりましょう」 ジェニーは間髪入れずに答えた。 いま、一人の神姫の笑顔を守るために、すべてを賭けることを決意したマスターがいる。 そして、彼はわたしたちの力を頼ってきた。 わたしたちは彼の願いを叶えることができる。 やらない理由がどこにある? なぜなら。 わたしたちはそのために戦っている。 『G』の力はそのためにこそあるのだから。 「……これからしばらく、徹夜だぜ?」 「でも、やるのでしょう、マスター?」 夏彦は笑って頷いた。 「決まりだ。早速始めるぜ、相棒」 夏彦は携帯電話を取り出し、アドレス帳から目当ての名前を呼びだして、電話をかけた。 「ああ、もしもし、たっちゃん? そう、俺。……残業? 仕事熱心だねぇ。 で、ものは相談だ。最近旬のネタがあるんだが……」 □ それからしばらく、俺は結局、いつもの日常生活に戻った。 すぐにでも警察から連絡が来るのではないかと身構えていたが、拍子抜けするほどに何もなかった。 あの店長が動いてくれたところで、すぐに警察が動くとは限らない。 そう気がついて、結局俺自身に他に何をすることもなく、大学に行って勉強したりしていた。 ティアのことは心配だったので、できる限り連れ歩くことにした。 ティアは時々俺を見上げ、何か言いたそうにしている。 「どうした?」 「……なんでもありません」 そう言って、口をつぐんでしまう。 レッグパーツの訓練は、夕方からやっている。 幸いなことに、ティアはスランプから脱したようで、順調に進んでいた。 ティアは多くを語らないが、週末の事件で何か心境の変化があったようだ。 それがいい方向に向いているなら、それでいい。 久住さんからは、よくメールが来るようになった。 内容は他愛もないもので、俺たちやエルゴの店長について尋ねることもなかった。 最近、ゲーセンに来ている四人の女子高生と仲良くなったらしい。 俺も思い当たるグループがあった。どうやらその女の子のグループらしかった。 ここのところ平日もゲーセンに出向いて、彼女たちにバトルロンドの稽古を付けているという。 楽しそうな様子が、文面から伝わってきた。 今回の件で、久住さんにはいろいろと世話になってしまった。 落ち着いたら、改めてお礼を言いに行こう。 そんな風に平日を過ごしていた俺だった。 今思えば、このときにはすでに事態は激しく動いていたのだろう。 それについて、俺が気がつく術は何もなかった。 事態が判明したのは、土曜日の朝のことだった。 その日は、ティアと出会ってから、もっとも長い一日になった。 一日の始まりを告げたのは一本の電話だった。 大城からの、突然の電話。 「なんだ、こんな朝早くから」 「いいから、テレビ見てみろ、テレビ!!」 俺はテレビの電源を入れる。 朝のニュースが画面から流れ出す。 そして……俺は驚愕した。 『……昨晩、いわゆる神姫風俗に対し、警察による全国一斉摘発が行われました。 これはMMS保護法制定以来、初めての一斉取り締まりとなります。 MMSを利用した風俗営業は、風俗営業法違反だけでなく、MMSに対する性的虐待によるMMS保護法違反の疑いもあり……』 日暮店長との会談から五日。 俺たちを取り巻く世界は、急速にその様相を変えようとしていた。 次へ> トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/biyouinselect/pages/100.html
東京都の中野の美容室「ジェニオ GENIO」です。 店名 ジェニオ GENIO 住所 東京都中野区東中野3-14-23-101 電話 03-5937-5952 営業時間 金曜日以外 10 00~20 00(カット最終受付19 00)金曜日 11 00~21 00(カット最終受付20 00) 定休日 毎週火曜日 ホームページ http //hairmakegenio.com/ クレジットカード あり アクセス 大江戸線東中野駅A2出口から出るとマクドナルドがあります。山手通り
https://w.atwiki.jp/okaerichibirobo/pages/53.html
イベリコ メーサ&ハバネロ ケチャップ アカペラ アーミー軍曹&アーミー兵隊 おもちゃ達は人のいる部屋では動くことができないため、イベントが発生しません。またイベリコの追跡などのおもちゃが移動等する場合、 そのどちらかに人がいるとイベントが発生しません。そういった場合は人が寝静まった夜にチャレンジして下さい。 (ただし、下記の理由により第5回家族会議~エンディングまでを除く) 第5回家族会議以降、進行状況によりジェニーの部屋とキースの部屋が夜閉鎖したり、キースの部屋におもちゃ達が現れなくなったりします。 これによりイベントが停滞した場合は、先にメインストーリーをエンディングまで迎えることをお薦めします。 その場合はエンディング後、引き続きキャライベントを攻略して下さい。 イベリコ メインストーリーを進めるのに必要なのは「ポリスきぐるみ」入手まで、空砲はなくても一応進められる。 他のキャライベント等からの足止めは、メインストーリーのキッチン-裏庭開通のみだが、デカネズミの撃退に必要なブーブーパトカーの情報が少ないため、 ブーブーパトカーが見つからずイベリコのキャライベントが停滞する場合が多い。 イベリコ登場 リビングの水槽下のネズミに近づくとイベリコ登場。 以降、リビング内をパトロール。 ポリスメン認定 リビングでパトロール中のイベリコと話すと、「ポリスきぐるみ」入手。 更に「ポリスきぐるみ」を着て話すとポリスメン試験を受け、空砲が使えるようになる。 以降、「ポリスきぐるみ」を着て話すと、倒したネズミ・ハチの数に応じた金一封が貰える。 ハチ退治 ポリスメン試験合格&「トンピーチップ」所持が条件。 イベリコがキッチンにいる。 テーブルの上に登るとイベント。ハチ退治後、イベリコはリビングのパトロールに戻る。 誘拐事件発生 ハチ退治終了、一度キッチン下収納に入ること、キッチン-裏庭開通が条件。 キッチンからリビングに移動するとイベント開始。以降、イベリコがいなくなる。 キッチンのシンク下収納に入るとイベント。 追跡 誘拐事件発生終了後、イベリコがリビングの扉の前にいる(夜限定)。 近づいて捜査協力。 廊下でのイベント後、壁に穴が開く。 以降、イベリコはビビリ状態となり、リビングのパトロールに戻る。 デカネズミ 壁穴に入ろうとした後、イベリコと会話してから、壁穴の奥へ進む。壁穴の通路でネズミを数匹倒しながら進むとイベリコと合流、さらに奥へ進むとデカネズミ登場。 その後、イベリコと会話し、裏庭の横の通路で「ブーブーパトカー」を掘り当てる(要ちびどうぐのスプーン)画像(http //sadajun916.web.fc2.com/jpg/a.jpg) ブーブーパトカーでデカネズミに近づくとイベント。 スーパーポリスメン・イベリコ デカネズミ撃退後、イベリコに話すと、イベリコがいなくなる。 その後、壁穴に近づくとイベント。 以降、イベリコがビビり状態から脱し、リビングのパトロールに戻る。 廊下にイベリコの壁画が追加。 メーサ&ハバネロ メインストーリーを進めるのに必要なのは「ダイバーきぐるみ」入手まで、「レスラーきぐるみ」はなくても一応進められる。 他のキャライベント等からの足止めは、裏庭にキースがいて緑のトマトが入手できない場合と、メインストーリーの進行状況でリベンジマッチが開始しない場合。 特にメインストーリーとキャライベントを同時に進めていると、リベンジマッチのタイミングと第5回家族会議のタイミングが合いやすい。 メーサ登場 キッチンシンクに近づくとイベント。 以降、メーサは水の張ったシンクにいる。 水中にある「ダイバーきぐるみ」をとるには、ハバネロのイベントを進める必要あり。 シンク下収納内の箱を調べた後、「真っ赤なトマト」を渡すとハバネロの情報が聞ける。(任意) ハバネロ登場&修行 キースの部屋の勉強机の上、リングに入るとハバネロ登場。 以降、リング上にいる。 100マネ→「緑のトマト」2個(裏庭で入手)→「レンチ」3本(キースの机・キースの椅子からみえるネズミがいる先・ベッド下の棚の上) を渡すと、「レスラーきぐるみ」入手。 全部集めてから話すと楽。 「緑のトマト」を渡したら入手できる「げきカラトマト」はメーサを撃退するのに必要。 メーサ撃退 「げきカラトマト」をメーサに渡すと、メーサはしびれて動けなくなる。 シンクから水を抜くと、メーサは流されていく。(「ダイバーきぐるみ」入手可能) 次のイベントを起こすまでメーサは現れない。 喧嘩?1 修行とメーサ撃退を両方とも終わらせておくことが条件。 キースの部屋に入るとイベント発生。 以降、メーサはキースの部屋に、ハバネロは屋根裏にいる。 タイトルマッチ 喧嘩?1終了後、屋根裏にいるハバネロと話す。 ハバネロは先に試合会場へ。「レスラーきぐるみ」を着て受付ゴーストに話しかけると試合開始。 試合後、ハバネロはキースの部屋にいる。 マスク捜索 タイトルマッチ終了後、配水管でマスクを見つける。(ジェニーの部屋に行く途中、下に降りず左の突当り) その後メーサと会話、再びマスクの所へ行きマスク入手。その後ハバネロ→メーサの順番に会話する。 救助 マスク捜索終了後(一度バスルームに来ている必要あり)、廊下のバスルームの前で声。バスルームへ入る。 キースの部屋にいるハバネロと会話後、バスルームへ行く。 以降、トイレットペーパーからトイレに進入可能。 トイレの水を流すため鎖を少し上る。 喧嘩?2 救助終了後、キースの部屋に入るとイベント。 以降、ハバネロが屋根裏に、メーサがキースの部屋にいる。 リベンジマッチ 喧嘩?2終了後、屋根裏にいるハバネロと夜に話す。ただし第5回家族会議~貯金が可能になるまでの間は試合は開始しないので注意。 条件を満たすとハバネロは先に会場へ。レスラーきぐるみを着て受付と話し試合。 以降、ハバネロがキースの部屋に戻り、ハバネロと話すといつでも試合が可能。 廊下の絵画にメーサとハバネロが追加 メーサのキバ(任意) リベンジマッチ終了後、メーサにギターを聞かせる。 翌日以降にメーサと話すと、キバが生えている。 真っ赤なトマトを持っている場合はメーサに真っ赤なトマトを食べさせる事が可能(メーサ本人のリクエスト)。1個につきハッピーが5つ貰える。 ケチャップ メインストーリーを進めるのに必要なのは「緑のトマト」入手まで。 他のキャライベント等からの足止めは、メーサ撃退後時間を空けるので会うのを忘れる場合、ハバネロが屋根裏に行っている場合、 イベリコがビビりになっている場合、アカペラがキッチンに向かっていない場合と数が多い。特にハバネロ不在でキースの部屋で足止めと、 イベリコがビビりの状態のため廊下で停滞することが多い。それぞれのイベントを意図的に止めておくか、一気に最後まで進めて置くと スムーズに進行する。 ケチャップ登場 裏庭で顔があるトマトを調べるとケチャップ登場。 以降、裏庭にいる。 トマトを育てる 話しかけるとトマトに水をやるように頼まれる。(任意) トマトに水をやると、お礼として「トマトきぐるみ」が手に入る。 また、「緑のトマト」が入手可能になる。 出荷&旅立ち メーサを撃退した翌日以降にケチャップと話す。 「緑のトマト」3個を出荷後イベント。 以降、ケチャップはキースの部屋へ。 ハバネロに挨拶 旅立ち後、ハバネロがキースの部屋にいることが条件(マスクなしでも可)。 キースの部屋に入る(ハバネロマスクありの場合?)、またはケチャップに近づく(ハバネロのマスクがない場合?)とイベント。 以降、ケチャップは廊下のキースの部屋の前へ。 職務質問 ハバネロに挨拶終了&イベリコが捜査中orビビりではないことが条件。 廊下のリビング前に行くとイベント。 以降、ケチャップは廊下のバスルーム付近にいる。 大事なもの 職務質問終了&アカペラの旅立ち終了が条件。 リビングからキッチンに移動するとイベント。 ケチャップが見つけた「伝説のフォーク・ギター」を取って来て渡す。 以降、ケチャップが裏庭に戻り、アカペラがキッチンにいる。 真夜中のセッション 大事なもの終了後、裏庭にいるケチャップと話すと夜のセッションのお誘い。(任意?) 夜に「トマトきぐるみ」を着て話すとイベント。(「真っ赤なトマト」入手可能) 廊下にケチャップの壁画が追加。 アカペラ メインストーリーを進めるのに必要なイベントはない。ししおどし付近のスイッチを操作する際に、トンピーマーク付近で鳥たちがアカペラをからかうイベントが発生するくらい。 他のキャライベント等かの足止めは、レスラーきぐるみがないため電池が入手できない場合、ケチャップが他のキャライベントの関係で足止めされている場合。 特にケチャップと一緒に廊下で足止めされる場合が多い。スムーズにイベントを進めるにはケチャップのイベントを進行させることが重要。 アカペラ登場&電池取り換え 会いに行く為には「トンピーチップ」ヒップラグ75cm以上が必要。トンピーマークはジェニーのドレッサーの引出し。 出会った後すぐに「レスラーきぐるみ」が必要になるのでまずハバネロのイベントを進めておく事。 アカペラの電池はジェニーの部屋の物置。「レスラーきぐるみ」で本を倒してダンボールの上から入ると、中に落ちている。 旅立ち 電池取り換え終了後、アカペラと会話。 返答によりアカペラの移動先が決定する。キッチンが正解。(キースの部屋・リビングに移動した場合は、翌日ジェニーの部屋に戻ってくる) キッチンを選んだ場合、廊下のジェニーの部屋前にいる。 ハナミツを求めて ケチャップイベント大事なもの終了後、キッチンにいるアカペラにハナミツのどあめを渡す。 その後、裏庭にいるアカペラに近づくとイベント。 ハナミツが入手可能になる。配水管経由でハナミツ入手。アカペラに水ポンプを使う。 以降、アカペラがジェニーの部屋に戻る。 誇りあるキンキン声 ハナミツを求めて終了後の翌朝、ジェニーが寝坊する。(家族会議等がある場合は更にその翌朝) ジェニーの部屋にいるアカペラと会話後、アカペラに水ポンプを使う。 その翌朝、イベント。(家族会議等がある場合は更にその翌朝) 廊下の絵画にアカペラが追加。 アーミー軍曹&アーミー兵隊 メインストーリーを進めるには「幻の秘宝」入手まで。もう一度軍曹たちに会えば廊下の絵画に追加だが、先にエンディングまで行ってしまい忘れられることも・・・。 他のキャライベントからの足止めは、おおきなカギ入手とメインストーリーで幻の秘宝が要求されるまで。特に幻の秘宝が要求されるのはかなり終盤。 また脱走イベントは1日に1人づつであるため、終盤までに終了していないと無駄に時間を費やすことになる。メインストーリーをスムーズに 進めるためにも早い段階で脱走イベントを終了させておきたい。 アーミー軍曹&アーミー兵隊登場 キッチン流し台付近の「ちいさなカギ」→ジェニーの部屋のドレッサーで「おおきなカギ」→キッチンから床下に行ける様になる。 床下に入るとアーミー隊登場。以降、床下にいる。 床下探索許可 宝石の「さきん」が必要。 「アーミーきぐるみ」と「スプーン」が最初にもらえる。 秘宝探し(任意) 床下の宝物を掘り出してアーミー軍曹に渡すと、階級が上がる。 秘宝の場所は床下参照。 なお、一つも秘宝を見つけていなくても、アーミー軍曹&アーミー兵隊のイベントを進めることは可能。 脱走 床下探索許可を貰ってから1日以上たっている&キッチンに人がいないことが条件?。 床下に入るとイベント。以降、アーミー兵隊が1人いなくなる。 その後アーミー軍曹に近づくとイベント。 更に1日以上経つ&キッチンに人がいないとき?アーミー軍曹に近づくとイベント。以降、アーミー兵隊がいなくなる。 幻の秘宝 メインストーリーで幻の秘宝を要求されている&脱走イベントから1日以上経っていることが条件。 アーミー軍曹に近づくとイベント。(幻の秘宝入手)以降、アーミー軍曹がいなくなる。 更に1日以上経つと、3人とも床下に戻っている。 アーミー軍曹に近づくとイベント。 廊下にアーミー軍曹&アーミー兵隊の壁画が追加。
https://w.atwiki.jp/onnjbisyoujo/pages/172.html
名前 ジェニファー 種族 超能力者 年齢 22 肌色 夏色(ビキニ型の日焼け跡) 身長 167 体重 52 スリーサイズ B97 W62 H93 特徴 テレパス ナイスバディだけどモテ過ぎないようにテレパシーを使っている カナヅチ 髪型 ショート 髪色 1億%黒 性格 お姉さん気質で世話焼き 口癖 しょうがないわねぇ 性癖 ショタコン CV 毛利蘭役の人(山崎和佳奈) 正体 ちょろいお姉さん ランク 殿堂入り 作られたスレ 73(http //hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1491382129/) 74(http //hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1491400890/) 支援絵